システム支援ツールにサーボゲイン自動調整機能を搭載。ゲイン調整が簡単に!

サーボゲイン自動調整機能「NiEAT」をサーボドライバのシステム支援ツールに標準搭載。DDモータの最適なゲイン調整を専門知識が無くてもできるようになりました。

お客様の
お悩み

パラメータの数が非常に多く設定が難しいだけでなく、ゲイン調整もオートチューニングだけでは終わらずにマニュアル調整が必要になってしまう。

NIKKIの
解決

サーボドライバのシステム支援ツールにサーボゲイン自動調整機能を追加することで、DDモータのゲイン調整を誰でも簡単に行えるようになった。

【課題】サーボ調整時、パラメータの数が多いため、目的とするパラメータが見つからない。また、ゲイン調整が難しい。

お客様の装置に合わせてダイレクトドライブモータのサーボ調整をするには、ある程度の専門知識が必要でした。そのため、通常は当社の営業や技術者が現場で調整していました。しかし、機密情報管理のためお客様によっては入室不可の場合もあり、お客様ご自身で調整しなければならないケースが増えてきました。以前のオートチューニング機能では精度が不十分だったり、装置によっては共振が起きたりするため、お客様ご自身での調整は困難であり、自動調整機能のニーズが高まっていました。

【提案・解決】簡単にパラメータ設定とゲイン調整が行えるサーボゲイン自動調整機能「NiEAT」を追加

お客様が自らゲイン調整できるように、サーボドライバのシステム支援ツールに「NiEAT」機能を追加しました。この機能は、ウィザード形式で簡単にパラメータ設定とゲイン調整ができます。お客様は、動作方向、位置決め量、目標時間、整定時間、停止時間といった値を設定するだけで、約5分でゲイン調整(イナーシャ推定、共振抑制のためのフィルタ設定、位置決め調整)が完了します。
また、当社の営業がお伺いした場合も、今まで何時間もかけて調整していたものが「NiEAT」機能を使うと、5~10分程度でできるため、その分お客様のお悩みを伺うコミュニケーション時間が作れる、という利点も生まれています。

NiEATの特長

  • 自動でパラメータ設定やゲイン調整が可能
  • 最適なゲイン調整で共振抑制や位置決め精度向上
  • 調整時間の短縮により作業効率がアップ

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